HARG療法を簡単にまとめると?
HARG療法は、発毛を促進する成長因子や有効成分を頭皮に注射などで、直接注入する治療法です。
毛根に直接有効成分を届けるので、効果が高く、比較的早く効果を得ることができます。(早い人で3か月で効果を実感)
これまでプロペシアやミノキシジルで効果が出なかった方が利用するケースも多く見られます。
また、プロペシアやザガーロが服用できない女性でも施術を受けることができます。
副作用が出た報告は、これまでほとんどありません。
HARG療法は、数多く存在する育毛メソセラピーの1つと言うことができますが、HARG療法はその中でも最も有名なメソセラピーで、日本医療毛髪再生研究会に認定されたクリニックのみが施術することができます。
中でも新宿にはHARG療法の開発者が開設しているハーグ治療センター(桜花クリニック)があり、HARG療法のメッカとも言えます。
高い効果が期待できますが、その分治療費が高いのも特徴です。
他のメソセラピーも同様ですが、治療を受ける前に、医師におおよその治療費を見積もりしてもらうのがいいでしょう。
HARG療法の相場は?
1回あたり15万円で、おおよそ6回を1クールとして治療が行われます。
単発での治療も可能ですが、しっかりとした効果を得るには6回の治療を受ける必要があります。
ですので、トータルで90万円~100万円の予算を見込んでおいた方がいいでしょう。
成長因子とは?
HARG療法で鍵となるのが、成長因子です。
髪の成長には栄養やホルモンの影響の他にも、髪に成長の指令を出す成長因子というものが必要です。
毛をつくる細胞である毛母細胞はそれのみでは、髪の毛を作ることができません。
成長因子の指令があって初めて細胞分裂が活性化され、髪の毛を作っていきます。
成長が止まってしまった髪は、この成長因子が弱っているかなくなってしまっている状態なのです。
なので、髪が再び成長するためには外部から成長因子を注入して、毛母細胞を活性化させる必要があります。
HARG療法ではこの成長因子を注入することで髪の成長を促します。
さらに、HARG療法では幹細胞と呼ばれる身体の器官を作っていく細胞も刺激します。
刺激を受けた幹細胞は自らも成長因子を出せるようになり、自ら成長する力を取り戻していきます。
ここが、HARG療法が「毛髪再生医療」と呼ばれている所以です。
こうしてHARG療法では、毛母細胞に成長因子を送り発毛を促す作用と、細胞自らが成長因子を出せるようになり、育っていく力を取り戻して再び発毛する作用の2段階の作用で、髪の成長をサポートします。
HARG療法で注入される他の有効成分は?
HARG療法では、成長因子の他にも髪の成長に必要なさまざまな成分を注入します。
成分の種類はクリニックによって異なりますが、血管拡張効果があるミノキシジルや、発毛に欠かせない各種ビタミン、コエンザイムQ10やヒアルロン酸、銅ペクチドなどがカクテルされ注入されます。
他の育毛メソセラピーとの違いは?
HARG療法と同じように、頭皮に直接有効成分を注入する育毛メソセラピーですが、一体それらはどのように違うのでしょうか?
最も大きな違いとして従来言われていたのが、先述した成長因子です。
HARG以外の育毛メソセラピーでは、成長因子は含まず、髪の成長に必要な成分を注入していました。
しかし最近の育毛メソセラピーでは、成長因子も含むカクテルを注入する施術も多く、両者の違いはあまりなくなってきました。
1つ大きくあるとすれば、HARG療法は日本医療毛髪再生研究会に認定を受けたクリニックしか施術することができない点です。
HARG療法は2008年から施術が行われており、これまでの治療実績が豊富で、副作用も少なく、安定した効果と治療が期待できる1つのブランドとなっています。
新宿でHARG療法が受けられるクリニック3選
・ハーグ治療センター(桜花クリニック)
HARG療法を開発した医師が開設したクリニックです。
・四谷ローズクリニック
針を使わず、痛みの少ないエアーショットHARGを開発した院長が施術を行っているクリニックです。
・エルクリニック 新宿院
痛みが少なく、薬剤を均等に浸透させることができる水光HARG療法を行っているクリニックです。