それはほんとにちゃんとした薄毛の予防策?
「あれ、最近抜け毛が多い気がする・・・」
「髪がなんだか元気がなくなってきたな・・・」
「もしかして、頭のてっぺん薄くなってない?」
「よく見ると頭皮が後退して、でこが広くなってきたんじゃない?」
髪の悩みってふと気づくことがありますよね。
薄毛はじわりじわりと押し寄せてくるので、ある日ふと気づくものです。
髪の毛次第で印象は大きく変わるので、できれば薄毛にはならずに済みたいですよね。
そこで、まずは自分でできる予防策を考えるのではないでしょうか?
パッと思いつくのが育毛剤ですが、果たしてそれは効果的な薄毛の予防策なのでしょうか?
ハッキリ言いまして、原因がAGAならば育毛剤だけの対策は「不十分」です。
長い間、薄毛を研究し続けてきた超感発毛編集部は自信を持って言えます。
効果的な薄毛の対策は、まずはAGAの原因やメカニズムを知らないと正しくすることはできません。
今回はAGAの原因から、今すぐできる予防策、そして「AGAの治療って何をするの?」というところをお話ししていきます!
薄毛にもさまざまな症状がある
薄毛の症状にもさまざまなものがあります。
髪の毛が大量に抜ける、ハゲてきたと言っても、それが一概にAGAによる薄毛とは限りません。
ここで薄毛症状の代表的な種類についてお話しします。
AGA
多くの男性の薄毛症状は、AGAに当てはまることが多いです。
AGAは男性ホルモンが原因で起こる、男性の特徴的な薄毛症状のことを指します。
近年、AGAの原因やメカニズムがだんだんと解明され、薄毛治療が一般にも普及してきました。
ひと昔前からAGAのCMが頻繁に流れるようになったのはそのためなんですね。
円形脱毛症
いわゆる「10円ハゲ」と言われる薄毛症状です。
これは初期症状では、頭皮の一部分が円形に脱毛します。
症状が進行するとさらに広範囲に及ぶことがあるので、早めに医師の診断を受けることをおすすめしますが、軽度の場合は放っておけばほとんどが治ります。
円形脱毛症はAGAとは原因が根本的に異なります。
ひと昔前はストレスが原因だと考えられてきましたが、今は直接的な原因はストレスではなく、免疫系の異常だと考えられています。
病院ではAGAの治療とは違う治療をしていくので、自分で対策をしようとする場合は注意が必要です。
脂漏性脱毛症・ひこう性脱毛症
主にフケや皮脂などが大量発生し、頭皮環境が悪化して起こります。
頭皮環境の悪化から抜け毛に至ります。
こちらもAGAとは違う治療になるので、フケが異常に多い、抜け毛がベタベタするといった場合は、医師に速やかに相談しましょう。
AGAの初期症状について
ここまでは、AGAとAGA以外の薄毛症状についてお話ししました。
では、AGAの可能性があるのはどういった症状なのでしょうか?
AGAの初期症状は以下のような特徴があります。
・髪全体のボリュームがなくなってきた
・抜け毛が増える
AGAの主な症状は、髪が成長しきる前に抜け落ちてしまうことです。
髪が成長して、太く・長くなる前に抜けてしまうということですね。
なので、抜け毛は細く・短いものが多く見られます。
また、髪が成長しないことに伴って、髪全体でも細く・弱い毛が多くなることから、髪全体のボリュームがなくなってきます。
「歳をとると髪のボリュームがなくなってきた」と感じるのは、AGAが進行して、髪の1本1本が成長しきらないことから起こります。
また、抜け毛の増加もAGAの影響です。
AGAの原因である男性ホルモンは、正常な髪に成長をストップするよう指令を出し、早く抜けさせてしまいます。
上記のような髪の変化を感じたら、AGAを疑ってみましょう。
そして、AGAに合った対策をすることで、効果的な薄毛予防ができます。
AGAの原因
それでは、少しAGAが起こる原因・メカニズムを知っておきましょう。
そうすることで、具体的にどう対策をすればいいか見えてきます!
AGAの原因は大きく分けて2つあります。
原因①男性ホルモン
AGAは基本的には、男性ホルモンの作用によって起こります。
DHTと呼ばれる男性ホルモンが元になった成分が体内に発生し、このDHTが髪の悪さをします。
髪が生え変わるヘアサイクルをDHTが乱すことによって、先ほどお話しした髪が成長しきる前に抜けてしまうという症状が起こります。
ホルモンによって引き起こされることなので、ハッキリ言って自分ではどうすることもできません。
AGAを治療する場合は、治療薬を使って進行を防ぐ必要があります。
原因②生活習慣
AGAは男性ホルモンだけではなく、生活習慣も大きく関わっています。
生活習慣には
・睡眠
・運動不足
・飲酒・喫煙
などが挙げられます。
髪は筋肉などと同じように、栄養成分から作られます。
その成分を取り込まないことには髪を作る成分が不足してしまうため、食事にも気を配らなければいけません。
食生活の偏りや乱れは薄毛の原因となるのです。
また、髪は寝ている間に成長が盛んになります。
特に成長ホルモンが出やすい夜10時〜深夜2時は、ゴールデンタイムと呼ばれ、質の高い睡眠が取れて、成長ホルモンも出やすいと言われています。
睡眠が不足していたり、不規則な時間に睡眠をとっていると髪の成長が正常に行われにくくなります。
その他にも喫煙や飲酒、運動不足なども髪の成長を妨げる要因となります。
髪も体と同じように日々成長をしているので、毎日の生活習慣が大きく影響しているのです。
今すぐできる予防策
AGAの原因がメカニズムがわかったところで、実際にどのような対策をしていけばいいか見ていきましょう!
治療薬
AGAの予防では、何より治療薬が効果的です。
先ほどもお話しした通り、AGAの主な原因は男性ホルモンです。
男性ホルモンがヘアサイクルを乱すことによって起こるので、その悪さをストップしなければいけません。
AGAの代表的な治療薬であるプロペシアは、原因であるDHTの働きを抑制します。
それによって、AGAによって乱れたヘアサイクルが正常化することで、髪はだんだんと元の健康的な成長ができるようになります。
頭皮マッサージや育毛剤もAGA対策となりますが、根本的なAGAの原因を解決するためにはAGA治療薬の服用は必須と言えます。
育毛剤
薄毛対策と聞いてパッと思いつくのが「育毛剤」ではないでしょうか。
育毛剤は基本的には、頭皮を刺激することで発毛を促します。
リアップに代表されるミノキシジルを含んだ育毛剤は、発毛効果が高いので、プロペシアなどのAGA治療薬と合わせて使用すると効果的な対策ができます。
食事
髪の元となる「食事」を見直すことも大切です。
・タンパク質
髪は、タンパク質からできています。
ですので、タンパク質を含む食品を積極的に食べることが大切です。
→肉、卵、大豆、牛乳など
・亜鉛
髪をつくるタンパク質を生成するサポートをするのが亜鉛です。
一般的に「ミネラル」に分類され、「髪にミネラルが必要」と言われるのはそのためなんですね。
→牡蠣、レバー、ナッツ、納豆など
・ビタミン
ビタミンB2、B6、Cなどの各種ビタミンは髪の成長にとても大切な働きをします。
クリニックでの治療にもビタミンが使われるほどです。
→緑黄色野菜、レバー、果物など
生活習慣
原因の箇所でもお話しましたが、生活習慣を見直すことも大切です。
・運動によって血流を促進すること、
・喫煙を控えて、血流を妨げないこと
など、いわゆる「健康的な生活」が髪にとってもいい影響をもたらします。
薄毛に悩んでいて改善したい場合は、すぐにできることとしてまずは生活習慣を見直してみましょう!
AGA治療は何をする?
「AGAを病院で相談したいけど、何をするのか不安」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、大丈夫です。
AGAの治療は決しておおがかりな大手術をするわけではありません。
ここでは、AGAの治療についてお話しします。
AGA治療の概要
AGAの治療は基本的には、薬での治療です。
代表的なプロペシアという治療薬で、AGAによって乱れたヘアサイクルを正常化させていくのが基本となります。
プロペシアで根本的な原因を解消したら、ミノキシジルなどで発毛を促していくと効果的な発毛が期待できます。
治療にはいくらかかる?
プロペシアの相場は、5000円〜8000円程度です。
現在はプロペシアのジェネリック医薬品である「フィナステリド 」があるので、ジェネリックを使えばもっと安く治療ができます。
フィナステリドは3000円〜6000円が相場になっています。
湘南美容クリニックなどは初回に限り1800円でフィナステリドを処方しているので、そうしたクリニックでまずは初めてみるのもいいと思います。
プロペシアの相場:5000円〜8000円(1ヶ月)
プロペシアジェネリックの相場:3000円〜6000円(1ヶ月)
効果的な治療のタイミングはいつ?
AGAの治療は早ければ早いほど、効果が高くなります。
逆に症状が進行するほど、元の状態に近づくのは難しくなってきます。
AGAの進行は年齢に比例するわけではありませんが、一般的には年齢を重ねるほどにAGAを発症している方が多いので、薄毛が気になる場合は若いうちからAGA治療を開始するのがおすすめです。
自宅での治療は限界があるのでクリニックへ
薄毛が気になり出したら、まずは生活習慣の改善などご自身でできる対策をしてみてください。
ですが、AGAである場合は根本的な原因の改善はクリニックでないとできないので、早めになんとかしたいという場合は、AGAクリニックに相談してみましょう。
個人輸入での治療薬の使用は、薬が偽物の場合などさまざまなリスクがあるので、おすすめできません。
もし、本気でAGAを予防したい、ハゲたくないという場合は、医師による適切な診断の元、効果的なAGAの予防をしていってくださいね!