AGAの遺伝について - 人気のAGAクリニックを徹底リサーチ2019年度版【超感発毛】

「薄毛は遺伝する」と巷で言われていますが、それは本当でしょうか？
遺伝すると言ってもおじいさんは薄毛なのに、お父さんは薄毛ではないというケースもあります。

薄毛の遺伝に関しては、半分嘘で半分本当です。
実はAGAは25％の確率で遺伝します。

近年はAGAの研究が進み、父方と母方のどちらから遺伝するのかもわかってきています。
そして、あなたがAGAになりやすい体質なのかも遺伝子検査でわかります。

このページではAGAと遺伝について詳しくみていきます。

実はAGAの遺伝子は父方、母方どちらからも遺伝します。
しかし、AGAに関与する遺伝子は2つあり、その2つは母方、父方どちらから遺伝しやすいのかがわかっています。

では、AGAに関与する遺伝子2つについて詳しくみていきましょう。

アンドロゲンレセプターとはAGAの原因となるDHTを受け取る器官のことです。
つまりこのアンドロゲンレセプターがDHTを受け取らなければ、AGAは進行されません。
アンドロゲンレセプターには感受性というものがあり、受け取りやすいか受け取りにくいかは、人によって違います。

この感受性は母方の遺伝子を隔世遺伝で受け継ぎます。
つまり、母方のおじいさんが薄毛の場合、あなたは薄毛の遺伝子を受け継いでいる可能性があります。
この確率が25％と言われています。

DHTは男性ホルモンであるテストステロンが5αリダクターゼの影響によって変換されて生まれます。
このテストステロンをDHTに変えてしまう5αリダクターゼが活発か否か＝5αリダクターゼの活性度も遺伝によって決まります。

こちらは母方、父方どちらからでも遺伝します。
こちらは隔世遺伝ではなく、父親、母親から受け継ぎます。
さらに受け継ぐのは活性度が高い方、つまり優性な方の遺伝子を受け継ぎます。

女性の場合はAGAの影響はわかりずらいのですが、もし父親が薄毛の場合は活性度の高い5αリダクターゼの遺伝子を受け継いでいる可能性は高いわけです。

父方と母方の家系を見て自分が薄毛の遺伝子を引き継いでいる可能性はだいたいはわかりますが、あなたが必ずしもその遺伝子を引き継いでいるかはわかりません。

しかし、近年は研究が進み、検査によってそれが判明するようになりました。

それがAGA遺伝子検査と呼ばれるものです。

検査では主に次の2点のことがわかります。

・AGAになりやすい体質かどうか
・フィナステリドが効くかどうか

AGAがなりやすい体質かどうかはそのままの通りですが、フィナステリドが効きやすいかどうかもAGA遺伝子検査でわかります。
フィナステリドはプロペシアを構成する有効成分で、それが効く体質かどうかが判明することでその後の治療方針をある程度方向づけられます。

AGA遺伝子検査はクリニックで行う他、ご自身でもキットを購入して行うことができます。
検査と言っても毛髪や血液を頬の粘膜を一部採取するだけなので、大掛かりなものではありません。
検査キットはアマゾンなどで市販されているものを購入し、検査機関に送ると結果が届きます。

費用は、

・クリニック　20000円～25000円
・検査キット　10000円～15000円

です。

自分が明確にAGA体質かを知りたい場合は受けてもいいかと思いますが、「しなければいけない」というほどでもないと思います。

すでにAGAの兆候が見られれば治療の必要がすでにあるでしょうし、フィナステリドが効きにくいとわかっても、現在の治療ではプロペシア（フィナステリド）が処方される可能性は多いにあります。

つまりハッキリさせたいか、そうでないかというのが一番の動機となるのではないでしょうか。