自毛植毛・人工毛植毛

自毛植毛・人工毛植毛を簡単にまとめると?

すでに毛包がなくなってしまっている箇所に、毛を植え込む治療法です。
植毛という言葉が浸透しているので、おおよそのイメージがつく方も多いと思います。

 

しかし植毛には自毛植毛と人工毛植毛という2つの種類があります。
簡単に言うと自分の毛を移してくるか、人工的に作られた毛を植え込むかの違いです。
それぞれメリット・デメリットがありますが、植毛ではほとんどの場合自毛植毛が行われています。

 

自毛植毛は日本皮膚科学会の2017年版診療ガイドラインにおいてもBランクを獲得し、効果の高さが認められています。
すでに再生が難しくなっている箇所でも施術できるため、最終的な治療法として専門クリニックを中心に実施させています。

ただし、費用は薄毛治療の中でも最も高い治療費となります。

 

新宿での相場は?

費用はクリニックよっては2倍ほどの差があるためマチマチで、さらに施術する範囲によりますが、仮に前頭部に生え際付近に自毛植毛する場合は500グラフトで、50万円~80万円となっています。
非常に価格の差があるので、治療内容と費用を事前によく確認して比較しておく必要があります。

 

新宿で自毛植毛・人工毛植毛を行っているクリニック3選

各クリニックの名前をタップするとクリニックの詳細をご覧いただけます。

 

アスク井上クリニック

自毛植毛のスペシャリストと言われる井上先生がいるクリニックです。

その先生が自ら診療、施術まで一貫して行なってくれるのでとても安心感があります。

 

アイランドタワークリニック 新宿院
自毛植毛でシェアNO.1を誇るクリニックです。
ほぼ自毛植毛を専門とし、20000以上の症例を持つ信頼度の高いクリニックです。

 

親和クリニック
こちらも自毛植毛を中心としたクリニックです。
女性の植毛も積極的に行っています。

 

 

自毛植毛と人工毛植毛の違い

自毛植毛のメリット・デメリット

自毛植毛は自分の毛を移植する治療法です。
側頭部や後頭部といったAGAの影響を受けにくい箇所の毛を、すでに再生が難しくなっている箇所に移植します。

 

自分の髪なので、植毛後に拒絶反応が起こりにくく、移植された毛包が発毛する確率を表す生着率も高いと言われています。
さらに、移植後にも他の髪と同じように成長するので自然な仕上がりになります。

 

デメリットとしては、生着後生え揃うまでには一定期間を要するので、即効性がないことです。
また移植する髪が限られていることもあるので、植毛ですべてをまかなえるわけではないケースがあります。

 

人工毛植毛のメリット・デメリット

ナイロンやポリエステルで人工的に作られた髪を植毛します。
すでに成長している髪を植え込むので、即効性があり、すぐに効果を実感できます。

また、長さや色、ウェーブの有無も選べるので、ヘアスタイルを楽しむことも可能です。

 

デメリットとしては、自毛植毛とは違いやはり頭皮にとっては人工毛は異物となるので、拒絶反応を起こしやすいという点です。

さらに一定期間すると抜け落ちてしまう髪も出てくるため、定期的なメンテナンスが必要となります。
日本皮膚科学会が発表する診療ガイドラインにおいても「行うべきではない」という評価が出ており、施術を行うクリニックも少なくなっています。

 

注意点

移植した髪もAGAの影響を受けることも

ドナーとなる自分の髪は比較的AGAの影響を受けにくい部分の毛包ですが、移植後にもAGAの影響を受ける場合があります。
高額な治療となるので、施術後に後悔する場合もあります。

 

高額な治療費

植毛はやはり治療費がネックです。
AGA治療の中でも最も高額な治療となるので、最終手段として考えるのがいいでしょう。

しかし、現在は植毛技術が発達してきていることもあり、高い効果が期待できます。
どのくらい施術するかを、治療費を見ながら医師とよく相談していくといいでしょう。

そして、外科的な施術となるので信頼できるクリニックで治療を受けることをオススメします。

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